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コマンドライン引数

$ fontforge [-options] [filenames]
$ fontforge [-script] scriptfile [arguments]
$ fontforge -c script-string [arguments]

filenames には、FontForge が認識する任意のフォントフォーマット (各種の PostScript フォーマット、TrueType, OpenType, Mac リソース、ビットマップ, SVG 等) のファイルを任意の個数指定することができます。

いくつかのファイル (.ttc または Mac のリソース) は 1 個より多くのアウトラインフォントを含むことができます。どのフォントを読み込みたいかを、ファイル名の後に続けて、括弧でくくってフォント名を書くことによって指定することができます。例えば:

$ fontforge "gulim.ttc(GulimChe)"

とするとフォントファイル gulim.ttc から GulimChe を読み出します。

FontForge は以下のオプションを認識します:

-c script-string
FontForge への最初の引数が“-c”である場合は、その次の引数はスクリプトのコマンドとして解釈され、続いてそのコマンドが実行されます。その後ろの引数はすべてそのスクリプトに渡されます。
$ fontforge -c 'Open($1); Generate($2)' foo.sfd foo.ttf

を実行すると、“foo.sfd”からフォントを読み込み、“foo.ttf”という名前の TrueType フォントを出力します。

-cmap type
ここで type には
    Current | Copy | Private
のいずれかを指定することができます。
ユーザが、8 ビットスクリーン上でのカラーマップの扱いを制御することができます。
-depth val
FontForge に、指定された色深度をもつビジュアルを検索するように指定します。
-display name
FontForge がウィンドウを開くディスプレイの名前を指定します。
-dontopenxdevices
多くの人々が、FontForge がワコムのグラフィクスタブレットのデバイスを開こうとする時に X サーバが BadDevice エラーを出すことについて不満を表明していました。私の環境ではデバイスは問題なく開くことができるので、この現象を再現することができていないのですが、この引数をつけることにより、FontForge がタブレットを使おうと試みないように指定することができます。
-help
この文書を探すブラウザを起動します。
-version
ソースのバージョンを印字して終了します。
-keyboard type
キーボードのタイプを指定することができます。現在のところ、これはメニューを生成する時にしか意味を持ちません。修飾キーは異なるキーボード (異なる OS の制御下) では異なる位置にあり、FontForge がどのキーボードが使用されているかを知っていれば、ホットキーにより適切なラベルをつけることができます。
  • ibm | 0
    Control キーと Alt キーを使用します。
  • mac | 1
    Control キーと Option キーを使用します (Mac OS X, Mac キーボード)。
  • ppc | 3
    Control キーと Command キーを使用します (Suse PPC Linux, Mac キーボード)。
  • sun | 2
    Control キーと Meta キーを使用します。
-last
最後に閉じた SFD ファイルを開きます。これを 2 回以上指定すると、何回か前に閉じた SFD ファイルを開きます。
-new
新規にフォントを作成します。
-nosplash
FontForge は起動時にスプラッシュスクリーンを表示しません (低速な接続向き)
-recover type
ここで type には
none
自動ファイル復元を一切試みません。
clean
復元すべきファイルを保存しているディレクトリ内のすべてを消去します。
auto
変更を加えたが、保存する前に FontForgeo がクラッシュしたすべてのファイルを復元します。
のいずれかを指定することができます。
-script script-file
FontForge に与えた最初の引数が“-script”である場合、その次の引数はスクリプトファイルとして扱われ、残りの引数すべてはそのスクリプトに引数として渡されます。(“-script”引数は省略可能です。その場合、最初の引数が実行可能ファイルであり、そのファイルの最初の行が“#!”で始まり、“fontforge”を含んでいなければなりません。これは、FontForge はインタプリタとして使用することができることを意味します。すなわち、FontForge スクリプトファイルを作成し、その名前をシェルに渡すと FonForge がそのファイルをスクリプトファイルとして処理するように起動されます (すべての引数がそれに渡されます)。
-sync
同期的なスクリーンの描画を行います。遅くなりますが、いくつかの事柄がデバッグしやすくなります。
-usage
オプションの簡単な記述を表示します。
-vc type
ここで type には
StaticGray GrayScale StaticColor PsuedoColor TrueColor DirectColor
のいずれかを指定することができます。(これらの意味については X のマニュアルを参照してください)。
FontForge は望ましいビジュアルクラス (これで指定します) と色深度 (-depth オプションで指定します) をもつものを探そうと試みて、ビジュアルを検索します。

環境変数

FontForge は以下の環境変数を調べます:

BROWSER
文書を調べるためのブラウザプログラムの名前を指定します (ローカルまたはリモートにある HTML ファイルを読むことができ、それを適切に表示できる必要があります)。Cygwin システムでは、ブラウザは (cygwin サブシステムではなく) Windows の世界で動作するブラウザの名前をフルパス指定で指定しなければなりません。
AUTOTRACE
自動トレースに用いる autotrace プログラムの名前と位置を指定します (これが指定されていない場合、FonForge はユーザのパスからそれを探そうとします)。
MF
METAFONT の mf プログラムの名前と位置を指定します (これが指定されていない場合、FonForge はユーザのパスからそれを探そうとします)。
FONTFORGE_VERBOSE
スクリプトの実行での冗長モードをオンに切り替えます (スクリプトが実行されるごとに、その行が標準出力に印字されます)。
FONTFORGE_LOADPREFS
環境設定項目の読み込みを制御します。“Always”の場合、環境設定項目はスクリプトの実行時にも読み込まれます。“Never”の場合、環境設定項目は明示的に要求しない限り読み込まれません。設定されていない場合 (または任意の他の値の場合)、環境設定は ff がユーザインターフェースを持って起動した時には読み込まれ、ff がスクリプトを実行する時には読み込まれないようになります。


LANG, LC_ALL,
現在のロケール等を決定するために用いられます。
PATH
autotrace または mf プログラムを探すのに使用します。
TMPDIR
一時ディレクトリです。ファイル名が必要な (つまり、autotrace 等に渡すための) 一時ファイルを作成するのに使います。
HOME
ユーザの設定項目と復元ファイルを含む .PfaEdit ディレクトリの置かれている場所を指定します。
USER
誰がフォントを作成したか、または誰が保存したかを示すコメントを新規に作成したフォント内に書き込むのに必要です。

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